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老舗の歳時記
−時花−
クリスマスローズ
心地よい風が吹き、生命の息吹が感じられる春が到来しました。
この幸福な季節には、桜が春の代名詞としてよく知られていますが、冬から春にかけて多様な魅力を放つクリスマスローズもまた、春の訪れを彩る花の一つです。花びらのように見えるのは実際にはがく片で、本来の花びらは退化して小さな筒状の蜜腺に変わっています。がく片であるため散らずに長い期間楽しむことができる点も、その魅力の一つです。
名前に「ローズ」と含まれていますが、実はバラの仲間ではなく、アネモネやラナンキュラスと同じキンポウゲ科に属します。
日本には明治初期に渡来し、「初雪おこし」や「寒芍薬」という和名がつけられ、その下向きに咲く美しい姿が茶人によって茶花としても愛されました。
クリスマスから春先にかけて美しい花を咲かせるクリスマスローズは、正式には「ヘレボルス」と呼ばれ、「冬の貴婦人」や「冬の宝石」とも称され、その美しさで多くの人々に愛されています。
クリスマスローズにはニゲルを原種とするオリエンタリス・ハイブリットなど、多くの品種があります。 花言葉は、「追憶」「私を忘れないで」「私の不安をとりのぞいてください」など、少し切なさを感じます。これはクリスマスローズの香りがそういった不安の症状を和らげることからついたといわれています。 クリスマスローズと共に、春が訪れる喜びやその美しさを楽しみましょう。
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