さっぽろライラックまつり
札幌を旅で訪れたのは5月下旬。「さっぽろライラックまつり」が開催されていました。旅の目的は野球観戦でしたが、私の好きな花ベスト3に入るライラック。訪れないわけには行きません。
北海道では桜の季節が過ぎるといよいよ初夏の兆しが訪れます。英語やフランス語で「リラ」と呼ばれるライラック。初夏とはいえ朝晩では寒暖差が激しく、この寒さは「リラ冷え」とも呼ばれています。
また、ライラックはもともと北海道にあった木ではなく、1980年北星学園大学の創立者サラ・クララ・スミス女史が故郷のアメリカから札幌に持ち込み、やがてその美しい花と香りが人気を呼び、挿し木によって増えていったそうです
大通公園には様々な色のライラックが咲き誇っています。抜けるような青空の下、風でなびくたびに優しく甘い香りに包まれます。見つけると幸せが訪れるといわれている「ラッキーライラック」。本来花びらが4枚のところ、1枚多く5枚の花びらの場合はそう呼ぶそうです。ラッキーライラックを見つけたら、誰にも言わず黙って飲み込むと幸せが訪れるといわれています。ちなみに私が見つけたかどうかは秘密です...
ライラックの花言葉は『思い出』。今回の旅はそんな思い出に残るとても充実した旅となりました。来年もまたこの季節に訪れたいと思います。
◎旅先での花との出逢いの感動をご自宅でもご堪能いただきたく、ゴトウフローリストでは最高品質のお花を豊富に取り揃えて、皆様のお越しをお待ち申し上げております。