港区 六本木 花屋 ゴトウフローリスト パンジー ビオラ

恋草

in The Capitol Shop / written by Miki Kawamura

厳しい寒さの中でも、秋から翌春にかけて勇敢に咲き続ける花々。
花壇や庭先で主役を張るのは、なんといってもパンジーやビオラの存在感です。その繊細な花びらは寒冷地でも力強く、元気に咲き誇っている様子が目を引きます。風になびくたび、ふりふりと揺れるその姿勢は、まるで花たちが自ら笑顔を咲かせているかのようです。
スミレ科の植物であるパンジーとビオラは、花の直径が5〜6cm以上のものを「パンジー」、それより小さいものを「ビオラ」と呼ばれることが一般的です。様々な特徴があり、フリル咲きや、一輪の花に異なる色の花びらをもつ品種、育てやすいガーデニングの鉢植えや、切花としても人気のある茎の長いものなどがあります。毎年新しい品種が登場し、その区別は専門家でも難しいほどです。

ご存知かもしれませんが、パンジーは食べられるお花です。エディブルフラワー(食用花)と知られており、無農薬または低農薬で栽培された品種に限られますが、見た目の彩りだけでなく、ビタミンも豊富に含まれています。まさに魅力溢れる花なのです!
そこで、私は家族でホールケーキを作ってみることにしました。今回は小さなホールケーキにビオラを使用し、シンプルなクリームの土台に40輪の花を贅沢に盛り付けました。仕上がりはとても華やかで、まるでウェディングケーキのようにも見えます。味に癖や苦みはなく、家族全員であっという間に完食しました!至福のひと時と新しい食体験が楽しめました。

六本木 花屋 ゴトウフローリスト パンジー ビオラ

私たちが「パンジー」と呼ぶこの花は、フランス語の「Pansee」(思索)から由来していますが、英語では「Love Glass」と呼ばれています。この名前は、中心の部分で左右の花びらがキスをしているように見えるため、ロマンティックな名前が付けられました。また、花言葉は「思い出」、「恋心」、「私を思って」と、愛情や思慕を表す言葉が含まれています。

六本木 花屋 ゴトウフローリスト パンジー ビオラ

私の勤めるキャピトルホテル東急店では、この季節になると様々な品種のパンジーを入荷し、アレンジメントやブーケに取り入れています。その花びらは愛らしく、季節感溢れる作品に仕上がります。
恋人や大切な方へ、パンジーを使った花束やアレンジメントを贈るのはいかがでしょうか。
特別な日に、素敵な花言葉を込めて。

 

◎ゴトウフローリストでは、心を込めて花々をご用意しております。
特別な日や贈り物に、お客様の想いを表現できる花束やアレンジメントをお作りいたします。
お気軽にご相談ください。