Thank you mom♡ -Sunset Memoirs-
母の日前のFlowerjournal第2弾は私岸本より、母の日にふさわしい、ゴトウフローリストのアレンジメントをご紹介いたします。
子供の頃から、母の喜ぶ顔を見たくて、母の日のプレゼント選びは一か月以上前からわくわくするイベントでした。最初に贈ったのは自作の「肩たたき券」や「お風呂掃除券」などのお手伝い券。お小遣いを貰うようになってからは、ワクワクしながらお金を握りしめて近所のお花屋さんにカーネーションを選びに行ったものです。
私の母は、父が単身赴任している間、父の役割も担いながら、私と兄を育ててくれました。時に厳しく、時には優しく、そんな強く愛情深い母の姿を見て育ちました。
今回ご紹介するのは、そんな凛とした母をイメージしたアレンジメントです。母の強さと優しさを色彩で表現しました。
温かみのあるオレンジ色のグラデーションに、深みのあるパープルをアクセントに加えたこの作品は、落ち着いた美しさを持つカップ咲きのバラ「ケンジントンガーデン」が特徴です。ウェーブがかった花びらが幾重にも重なり、とても美しく大輪の花を咲かせます。
母の日の定番であるカーネーションは、「プリメロマンゴー」というオレンジとベージュの絶妙な配色で、夕焼けの空を思わせるパープルのダリアとスカビオサが、かつて一緒に歩いた散歩道の温かな夕日を思い出させます。
オレンジのバラには「絆」「幸多かれ」「信頼」「熱望」「健やか」といった花言葉があり、カーネーションには「情熱的な愛」が込められています。これらの花々が持つ深いメッセージを、大切なお母様へのプレゼントとして選んでみてはいかがでしょうか。