二度咲く藤の花
青葉が初夏の日差しに輝く季節 ザ・キャピトルホテル東急に隣接する丘には、豊かな社を擁する日枝神社があります。
境内には大きな藤棚があり、この時期は豊かな緑の葉が初夏の日差しで輝きを放ち、際立っています。 藤棚の下は心地よい木漏れ日を感じる場所に。
「藤」は、春〜初夏にかけて紫や白のブドウの房のような花を咲かせる、つる性落葉植物です。古来より日本では歌や俳句に詠まれたり、家紋や文様に使われたりしていて、高貴な花として親しまれてきました。
名前の由来は、花が風に吹かれて舞い散る様子から「吹き散る」が変化し「ふじ」となったという説や、茎に節があることから「ふし」と呼ばれ「ふじ」に変化したなど所説あります。「ふじ」という音の響きから「不死」を連想させて縁起も良いとされています。
国内に自生するのはノダフジ系とヤマフジ系の2系統。
ノダフジは古くからフジの名所だった大阪市福島区野田の地名に由来します。
日枝神社の藤は「ノダフジ」で、4月中旬頃から花の見頃を迎えます。
長い蔓から垂れ下がる花房、ツタの緑や薄紫色が美しく、日差しで透き通る様で甘い香りとともに訪れる方々を魅了しています。 他の名所で見る藤の花も美しいですが、 日枝神社の回廊に沿うように藤棚があり、朱色の社殿との調和がたまらなく美しく印象的です。
日枝神社の藤の花は、一度咲き終えた花が再度開花するそうです。二度咲くのは知らなかった為、驚きました。7月頃。昨年も咲いたそうです。 4月とはまた違う藤棚を見られるのが楽しみですね。
◎ザ・キャピトルホテル東急店では、ザ・キャピトルホテル東急の御婚礼を担当しており、日枝神社で挙式をし、披露宴を ホテルで行う方が多くいらっしゃいます。
四季を感じる和婚は、特別な日に彩りをそえてくれます。