花と自然の癒し空間〜秋の風景〜
in Roppongi Shop / written by Kumi Kishimoto

まだ残暑が残る9月中旬、その場所には秋の訪れを感じる景色が広がっていました。 横浜市の「里山ガーデンフェスタ」は、里山の自然環境を再現したガーデンが展示され、美しい花壇や季節毎の植物を楽しむ事ができます。
毎年春と秋の年2回、沢山の花々が咲き誇る季節に行われます。

エントランスに入ると高さ幅ともに、1mを超えるであろう大きな大きなコキアが！
初夏から晩秋にかけて爽やかな黄緑色から真っ赤に色移りしていきます。グリーンや、赤く染まり始めたものもあり、変化していく様子を見る事ができました。
この丸いフォルムがふわふわと揺れ、この空間は癒しから始まります。

そして、メインガーデンへ！！

橋を渡ると、様々な植物で埋め尽くされた里山ガーデンが現れました。
その上から見る景色は色とりどりで美しく、まるで絵画のようです。

綺麗に整備された花壇には、秋を代表するコスモスやケイトウをはじめ、初夏から秋にかけて咲き続けるジニア、サルビア、アンゲロニアなどの様々な品種が植えてあり、コリウスやトウガラシのカラーリーフが、更にに彩りを豊かにしています。その中にチカラシバやファウンテングラスも力強く咲いていて、生命力を感じました。これからの時期は、まだ蕾だったダリアも咲き始めより一層華々しく彩る事でしょう。

都市部に残る里山の自然を大切にしながら人々が自然と触れ合えるとっても素敵な場所でした。春先には桜も開花、またその時期にも訪れたいと思います。

そして2027年には国内では37年ぶりの開催となる国際園芸博覧会GREEN×EXPO2027が横浜で開催されます。花や緑を通して、より良い未来を考えるための大規模なイベントです。 今からとても楽しみです。

◎ゴトウフローリストでは、季節ごとの厳選された花々を販売するとともに、フラワーレッスンも定期的に開催しております。
先日行われたレッスンでは、鉢植えのコリウスと切花を組み合わせたアレンジメントを制作し、参加者の皆様に楽しんでいただきました。お花の魅力を存分に感じながら、ご自身の手でオリジナルのアレンジメントを作ってみませんか？
たくさんのご参加を、お待ちしております。