Camboja uri
in Roppongi Shop / written by Ayaka Kimura
カボチャ(南瓜)は、「 ウリ科・カボチャ属 」に属する果菜の総称です。原産は南北アメリカ大陸ですが主要生産地は中国・インド・ウクライナ・アフリカです。 皮を含む果実を食用とし、不飽和脂肪酸、ミネラル、タンパク質・βカロテン、ビタミンB群・ビタミンC、ビタミンEを含みます。種には炭水化物と脂肪が含まれ若葉・茎・花も可食可能だそうです。種は、油、カリウム、マグネシウム、カルシウムを含み、パンプキンシードオイルの原料となります。
16世紀にポルトガル船が九州に渡来した際に寄港地のカンボジアからもたらされた野菜と伝えられポルトガル語で「カンボジア」を意味する「Camboja」(カンボジャ)に由来し「カンボジャ瓜」が転じて「カボチャ瓜」「カボチャ」となったそうです。
江戸時代後期の『和漢三才図会』(1713年)ではポルトガル船の寄港地であった中国の南京に由来して「唐茄子(とうなす)」「南京(なんきん)」とも。現代の漢字表記「南瓜」は、中国語の南瓜(ナングァ)によります。 中国では健康、豊穣の象徴として「庭園の皇帝」とも呼ばれています。
先月訪れた福島県南会津にある【大内宿】、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。 現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並んでいます。 タイムスリップしたような、なんとも心地よく、なぜか懐かしさすら感じる町並み。その中でひと際鮮やかに目を引いたのもこの時期ならではの「カボチャ」でした。
10月も半ばを過ぎ、木々の紅葉と実りの秋、夕焼けだけでなく朝焼けまでもが琥珀色に染まるまさに秋色が美しい季節。
10/31は、Halloween(ハロウィーン)
Halloweenといえば、Jack-o'-Lantern(ジャックオーランタン)
Jack-o'-Lanternといえば、パンプキン(カボチャ)
◎ゴトウフローリスト本店では9月から、ハロウィンに向けてサイズや形、色など様々なカボチャを順次仕入れてまいりました。アレンジメントに組み込んだり、ディスプレイしたり、ユニークな輸入雑貨も取り揃え、皆様の御来店をお待ちしております。
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